♦ 北朝鮮

北朝鮮でニューヨーク・フィルハーモニックのガラ・コンサートが行われました。このイヴェント関連記事が2月26日付ニューヨーク・タイムズ電子版に “North Korea Welcomes New York Philharmonic”という見出しで掲載されました。この記事は北朝鮮になじみが薄い一般の人々にとってはとても興味深いものだと思います。なぜなら、ライス氏への言及により、今回のフィルの北朝鮮訪問が政治的なものではないであろうことを伝えていることはもとより、北朝鮮のフィルへの盛大な歓迎ぶりと、それとは対照的な同国国内のチョットした風景描写が、「北朝鮮の今」のイメージを読者にシンプルながら生き生きと伝えているからです。また、コンサートがきっかけとなり、草の根レベルで一部の朝鮮アーティストたちの心に小さな灯がともっていることについての言及も、読む者の心に何かしらの安心感を与えるのではないでしょうか。とはいえ、同電子版は、北朝鮮の全体統制的政治体制についてもきちんと触れ、フィルのメンバーが北朝鮮入国前に、同国滞在中は携帯電話が使えないようにする措置を取らされた(とった?)ことや、各家庭に国家元首の写真設置義務があること、「公務」に携わる者はやはり元首の顔入りの襟章を身につけなければならないことなどを挙げています。この記事の内容は多分、明日か明後日の邦字新聞に出てくると思います。[提供:Q-Five地図

その他のカテゴリー