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2007年12月

『英語脳』を育む方法③

Γ英語がいくら流暢でも、英語語れるとは限りません。それは、皆さんが母国語(=日本語)をソコソコ話せるからと言って、中東情勢や万能細胞については、その母国語で流暢に話せないかもしれないことと同様です。この事実が我々に教えてくれることは何か?英語で本当に流暢に語れるようになりたければ、まずは、母国語で十分知り、理解し、語れるようになるための準備をしておくことです。語るためのジャンルは星の数ほどあるでしょうから、自分の得意分野、または、関心のある分野から意識的に「十分に知る」訓練をしてみましょう。ρプロ通訳と言われている人々には「専門分野」があります。経済について十分語れる人、宇宙開発について十分な知識がある人、文化人類学について造詣が深い人、いろいろです。十分知っていることによって、本番の通訳の場で、自信を持って流暢に英語で語ることが可能になります。なぜなら、語られている内容を聞いた瞬間に、その先に語られるであろうことを、語られる「方向」を、ある程度「読む」ことができるからです。さらに、アンラッキーにも通訳の現場で知らない単語に出くわしても、あらかじめ十分に母国語で知っておくことで、英語で語られていることの文脈から、その知らない単語の意味するところをほぼ正確に予想できるからです。Щ語られている内容が属するカテゴリーについて日本語で多くを深く知っていること、それとは独立して、その内容を英語だけで十分読み、書き、聴く訓練を日頃から十分に積んでおくこと、この両面から、母国語と英語の訓練に励むならば、遅かれ早かれだれでも英語で流暢に語れるようになります。ねじり鉢巻きをして、日英単語対照表[=単語帳]を作って勉強しなくとも単語は覚えられます。「エ~ン (>_<) 単語が覚えられないよ~」とお嘆きの方。今までとは違う視点でご自分の勉強の仕方を考えてみてはいかがでしょうか?結論です。英語で十分に語るには・・・①ある特定分野にしぼり、日本語の介入を許さずひたすら英語で読む、聴く、書くを実行する、②英語の介入を許さず、①と同分野で、日本語だけで集中して読む、聴く、書くを実行する。ピリオド。英語、母国語の運用能力を高めたい方、ぜひ実行してください。ご健闘を祈ります!!

『英語脳』を育む方法②

英語で考え、英語で情報を伝達する。このようなフルーエンスィの獲得方法の基本コンセプトは極めてシンプル。「英語に慣れる」こと。ではどうやって?いきなりムズカシイことをたくさんやる必要はありません。自分の身の丈に合った方法で毎日少しずつ訓練してみましょう。気をつけることは、思考のプロセスに日本語の介入を許さないこと。そのためには、繰り返しになりますが、自分の実力の範囲内で練習することです。日本語を介さなくとも、言われていること、書かれていることが分かるレベルで練習を工夫することです。§具体的には、たとえば、「ことわざ」や「格言」などを訓練の道具にするのも効果的です。ことわざは人々が長年の経験から学んできたことを一つの真理として、誰にでもわかる簡単な言葉で表現されています。これを材料に、考えたり(=もちろん英語で)、記憶しようとしたりする試みを繰り返すことにより、短いが本質をズバッとつくような英語表現を使える能力が少しずつ身に付いてきます。練習方法の一例として次のような訓練シートを使ってみると効果を発揮します。シートの使い方を参考に皆さんも独自の訓練方法を工夫してみて下さい。訓練シート→「kingenkakugen_mondai.pdf」をダウンロード [解答はついていません。問題を解答付きでプリントアウトしてご自分の訓練に役立てたい方は、qfive.mce@nifty.com までご連絡下さい。

Ω超シンプルな訓練シートの使い方・・・①英文を読んでそのコンセプトだけを捉えようとする(決して日本語に訳そう等とは考えない;日本語でも英語でも一読してコンセプトをつかむ訓練が言語運用能力を高めます)。②空欄入りの英文を声に出して読み、そこに入れるべき「自分なりの単語」を考えてみる。答えは一つではありませんから、想像の翼を羽ばたかせ、いろいろな単語を入れてみてください。最初は何にも思いつかなくても心配せずに、空白以外の与えられた英文を何度も口ずさみながら考えましょう。毎日15分も集中してこの「おあそび」をしていると、少しずつあなたの脳は英語脳に近づいていきます。

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